柔らかさは、結果としてやってくる

— ヨガを続けると、身体はどう変わる? —

「硬くていいですよ」と言われても。
「今のままで大丈夫です」と言われても。

……正直、
そうはいっても、柔らかくなりたい。
って、思いますよね。

前屈で手が床についたらいいな、とか。
開脚で、もう少し余裕があったらな、とか。

今日は、
「ヨガを続けたら、柔らかくなるの?」
という、とても素直で、よく聞かれる問いについて書いてみます。


結論から言うと、柔らかくなる人は多いです

まず結論から。

ヨガを続けていると、
身体は変わる人が多いです。
実際、柔らかくなったと感じる人も、たくさんいます。

でも、それは
「ぐいぐい伸ばしたから」
「頑張ってポーズを取ったから」
という理由だけではありません。

むしろ逆で、
無理をやめた頃から、変わり始める
そんなケースを、何度も見てきました。


硬さの正体は、筋肉だけじゃない

身体の硬さって、
筋肉の問題だけだと思われがちですが、
実はそれだけではありません。

・力が抜けていない
・呼吸が浅い
・いつも同じ場所に力が入っている
・「伸ばさなきゃ」という意識が強すぎる

こういう状態が重なると、
身体は自然と、動きにくくなります。

ヨガを続ける中で起きているのは、
筋肉を伸ばすこと以上に、

・力を抜くことを覚える
・呼吸と一緒に動く
・今の身体を観察する

そんな変化だったりします。


気づいたら、前より楽に動いていた

面白いのは、
「柔らかくなろう」と思っていない人ほど、
ある日ふと、こう言うこと。

「前より、楽になってます」
「なんか、引っかからない感じがします」

数字や見た目の変化よりも先に、
感覚の変化がやってくることが多いんです。

・朝、起きたときの身体
・靴下を履くときの動き
・何気ない前屈や、ねじり

そんな日常の中で、
「あれ?」が増えていく。

それも、立派な変化です。


柔らかさは、結果であって目的じゃない

ヨガを続けていると、
柔らかくなる人もいれば、
そこまで大きく変わらない人もいます。

でも不思議と、
「それでもいいか」と思えてくる人が多い。

呼吸が深くなったり。
疲れにくくなったり。
自分の身体を、少し信頼できるようになったり。

そういう変化が積み重なった結果として、
気づいたら、柔らかさもついてきていた
そんな順番が、ヨガらしい気がしています。


だから、こう答えています

「ヨガを続けたら、柔らかくなりますか?」

そう聞かれたら、
私はだいたい、こんなふうに答えます。

「多分、なります。
でもそれより先に、
今より身体と仲良くなれると思います」

柔らかくなりたい気持ちがあってもいい。
期待があってもいい。

ただ、
今の身体を置き去りにしないこと。

それだけで、
変化は、ちゃんと起きていきます。