身体は「一生モノ」のレンタル品

Breath|呼吸のこと

―― 自分の身体を、少しやさしく扱うための考え方 ――

ふとした瞬間に、
「あ、今ちょっと力が入っているな」
そう気づくことはありませんか。

ヨガを続けていると、
「身体は神様(あるいは宇宙)からの借り物」
そんな考え方に出会うことがあります。

最初に聞いたときは、
「え、自分の身体じゃないの?」
と少し不思議に思いました。

でも最近は、この考え方が
とても心地よく感じられるようになりました。


最高の「レンタカー」をメンテナンスする

自分の身体を「自分のもの」だと思うと、
つい厳しくなってしまうことがあります。

もっと柔らかくならなきゃ。
もっと動かなきゃ。
なんで思うようにいかないんだろう。

でももし、
この身体が

「期間限定で借りている、
超高性能なレンタカー」

だとしたらどうでしょう。

汚れたらきれいにする。
(お風呂や洗顔)

いい燃料を入れる。
(おいしい食事)

ときどきエンジンを休ませる。
(睡眠や瞑想)

「自分の持ち物」と思うより、
大切に預かっているものだと思うほうが、
少しやさしく扱える気がします。


返すときに「楽しかった」と言えるように

いつか、この身体を
返す日が来るのかもしれません。

でもそのとき、
新品みたいにピカピカである必要は
きっとないと思います。

たくさん笑ったシワ。
よく歩いた足の裏。
少し日焼けした肌。

そんな
使い込んだ跡があるほうが、

「お、ちゃんと楽しんだね」

と、貸してくれた側も
きっと笑ってくれる気がします。


今日を少しだけ身軽に

身体は借り物。

そう思うと、
不思議と肩の力が抜けます。

完璧じゃなくていい。
今日のコンディションでいい。

この素敵な借り物と一緒に、
今日はどこへ行こうかな。

そんな気持ちで一日を過ごせたら、
それだけでもう十分かもしれません。

それでは、
今日も心地よい呼吸とともに。