世界は変わらないけれど。

Off the Mat|日常へ

ー外の景色ではなく、見ている自分が変わるときー

朝、窓を開けると雨。

予定していた散歩はやめようかな。
洗濯物も乾かなそうだな。

そんなふうに、一日の始まりから少しだけ気持ちが沈むことがあります。

雨そのものが嫌いなわけではないのに、
なぜだか気分まで曇ってしまう。

きっと誰にでもあることだと思います。

世界は、そのままなのに

ヨガをしていて面白いなと思うのは、

外の世界は何も変わっていないのに、
その世界の見え方が変わることがあることです。

呼吸をして、
身体を動かして、
少しだけ静かに座る。

それだけなのに、
終わったあとに見る景色がどこか違って見える。

空は相変わらず灰色。

雨も降り続いています。

それなのに、

「まあ、これも悪くないか。」

そんな気持ちになることがあります。

ヨガは問題を消してくれない

ヨガをすると、
悩みがなくなるわけではありません。

忙しさが消えるわけでも、
苦手な人が急に優しくなるわけでもありません。

天気だって変えられません。

けれど、

それらを受け止める自分の状態は変わることがあります。

呼吸が浅いときには大きな問題に見えたことが、
少し落ち着くと案外そうでもなかったり。

余裕がないときには気になったことが、
少し身体がゆるむと流せたり。

世界が変わったのではなく、
自分の立つ場所が少し変わっただけ。

でも、その違いは意外と大きいのです。

晴れを待たなくてもいい

私たちはつい、

仕事が落ち着いたら。
身体が柔らかくなったら。
悩みがなくなったら。

そのときに心も穏やかになると思いがちです。

でも実際は、

すべてが整う日なんてなかなか来ません。

雨の日もあるし、
風の強い日もあるし、
思い通りにならない日もあります。

だからこそ、

外が晴れるのを待つよりも、
自分の中に小さな晴れ間を見つける練習をしておく。

それがヨガなのかもしれません。

今日の空の下で

窓の外を見る。

もし今日が雨だったとしても、
無理に晴れを探さなくて大丈夫。

まずはひと呼吸。

肩の力を抜いて、
今の身体を感じてみる。

世界は変わらないかもしれません。

でも、
その世界を見ている自分は、
少し変われるかもしれません。

そんな小さな変化を積み重ねながら、
今日も一日を過ごしていけたらと思います。