Mat & Breath

Breath|呼吸のこと

身体は「一生モノ」のレンタル品

―― 自分の身体を、少しやさしく扱うための考え方 ――ふとした瞬間に、「あ、今ちょっと力が入っているな」そう気づくことはありませんか。ヨガを続けていると、「身体は神様(あるいは宇宙)からの借り物」そんな考え方に出会うことがあります。最初に聞...
Breath|呼吸のこと

ヨガが深まる人が、静かにやっていること。

― 特別なことではなく、ただ続けていること ―ヨガを長く続けていると、ふと感じることがあります。「あの人、ヨガが深いな。」すごいポーズをしているわけではない。身体が特別柔らかいわけでもない。でも、どこか落ち着いていて、呼吸が静かで、ヨガが身...
Breath|呼吸のこと

“飾る日”ではなく、“流す日”だった。

― 春のはじまりに、静かに整える ―三月三日。桃の節句。子どもの頃は、ただ雛人形を飾る日、という認識でした。(もっと正確に言えば、男兄弟だった僕には、どこか他人事の行事でした。)大人になると、少し違って見えてきます。春は、まだ途中。寒さも残...
Off the Mat|日常へ

ない方ではなく、ある方を見る

― 足りなさより、すでに在るものへ ―気づくと、私たちは「足りない方」を見ています。もっと柔らかくなりたいとか、もっと時間がほしいとか、もう少しうまくやれたはずとか。ないものを数えはじめると、なんとなく気持ちまで足りなくなっていきます。でも...
Body|からだという場所

柔らかくなる前に、整えておきたいこと

― 支える土台の話 ―「もう少し痩せたいんです」「身体が硬くて…」「前より動かなくなった気がして」そんな声を、よく耳にします。安定したい、と言って来る方はあまりいません。でも、もしかすると、その奥にあるのは“安心して動きたい”という感覚なの...
Breath|呼吸のこと

早く、早く、と急ぐ心

― せっかちな日こそ、呼吸に戻る ―気づくと、急いでいる。誰かの返事を待ちながら。信号が変わるのを待ちながら。身体が思うように動かないときでさえも。「もっと早く!」「なんでこんなに遅いの?」そんな言葉が、心の奥で静かに繰り返されてしまう。せ...
Body|からだという場所

動けない時間も、ちゃんと進んでいます

― からだが教えてくれること ―久しぶりに身体を動かすとき、人は少し不安になります。「前はもう少しできたはず」「思ったより動かない」そんな感覚に、静かに戸惑うこともあります。でも本当は、動けない時間も、ちゃんと進んでいます。思い出すという感...
Body|からだという場所

ヨガは、披露する場所じゃない

― 今の身体と出会う時間 ―「身体が硬くて…」体験の方が、少し申し訳なさそうに言う言葉です。まるで、それがヨガに来てはいけない理由であるかのように。でも、ほんとうにそうでしょうか。かたい、は悪いこと?前屈をして、手が床につかない。開脚をして...
Off the Mat|日常へ

雪の日は、世界がゆっくりになる

― 速さを手放す、白い余韻 ―昨日は雪が降っていました。肩をすくめたくなる寒さ。背中が自然と丸くなる一日。今日はもうやんでいますが、その余韻が、まだ身体に残っている気がします。音がやわらぐと、呼吸が見える雪の日は、音が少なくなります。車の音...
Breath|呼吸のこと

前を向くの、やめてみた

― すると、自然に前が見えた ―忙しい日が続くと、知らないうちに、視線が下を向いています。スマホを見る時間、作業に集中する姿勢、背中は静かに丸くなり、呼吸は、思っているより浅くなっている。別に落ち込んでいるわけじゃない。元気がないわけでもな...